『PAYDAY』シリーズや『GTFO』で高い評価を受けたスウェーデンの開発会社10 Chambersが、次なる野心作、協力型ハイストゲーム『Den of Wolves』開発の舞台裏を赤裸々に明かそうとしている。近日公開予定のドキュメント・リアリティTVシリーズ『DO THE GAME』は、一本の大型サイバーパンクゲームを世に送り出すまでの葛藤、喜び、そして現実を生のまま記録した映像となる。
『DO THE GAME』は10 Chambersのゲーム開発過程を折々に撮影した実録番組だ。業界ドキュメンタリーというと無難な内容に終始するものも多いが、シリーズクリエイターで10 Chambers共同設立者のオスカー・J・T・ホルム(Oscar J-T Holm)氏によれば、本作はAAAゲーム制作につきものの苦闘と勝利に光を当てる「残酷なまでに赤裸々」なものになるという。
初期のコンセプト段階から、ドローン1,000機以上を投入してThe Game Awards 2024会場で繰り広げた壮大なドローンショーまで、画期的なアイデアが輝く瞬間も手痛い失敗もありのままに収録された。ホルム氏は「ゲームを作りつつ会社も成長させねばならないというのは大変な重圧で、長年の友情さえときに試されるほどです。」と語る。
開発の内幕を撮影するにあたって、10 Chambersはこう決定した。たとえ社外にさらすにははばかりのある場面であっても、あえて何ひとつ隠すことなく、カメラを回し続けようと。
10 Chambers設立者でクリエイティブディレクターのウルフ・アンダーソン(Ulf Andersson)にとって『Den of Wolves』は制作に10年の歳月を費やした情熱の結晶である。
「正直、このドキュメンタリーは作りたくなかったです」と彼は言う。
『Den of Wolves』の最新情報や気になる内容、考察についてはLevel Infiniteブログで随時お届けしていく。『DO THE GAME』のプレミア公開については公式サイトを参照されたい。