かつての虞衡司長官で先代白虎でもあった「南音(なんいん)」が新アバターとして『Tower of Fantasy(幻塔)』に戻ってきた。南音の武器「紫竹(しちく)」はこのゲームに3つしか存在しない異能属性武器のひとつであり、戦場で重宝するさまざまな特性を備えている。彼女は敵に回せば危険な存在となるだろう。
南音のスキルとゲーム内メカニズム
戦闘時・非戦闘時を問わず色々な能力が使えるので、まず何ができるのかを把握することがチーム内で効果的に活躍させる鍵になる。
武器スキル「超次元領域」は高次元空間を展開して複数の敵を巻き込み、次元崩壊によってダメージを与えるというもの。次元崩壊は4回発動するため、強力な範囲攻撃となる。巻き込んだ敵の数が多いほど次元崩壊の発動が速くなり、与ダメージを増幅できる。さらに、引き込まれた敵を紫竹で攻撃した場合、敵のシールドを無視してダメージを与えられる。
連携スキル「調諧禁錮(ちょうかいきんこ)」のユニークなメカニズムは、うまく使えば戦闘を有利に進めることができる。このスキルを使うと自身の虚影が1体生成され、プレイヤーと同じターゲットに協力攻撃してくれる。回避によって「降神(こうしん)」を発動すれば、虚影に憑依して自分で操作できるようになる。そのうえ攻撃やスキルダメージにボーナスも付く。
同時に、切り替えて調諧禁錮を発動する前に持っていた武器の属性に応じて、さまざまな闇鬼を召喚し、それぞれ異なる追加効果を与える。非戦闘時に便利なのは、虚空淵流(こくうえんりゅう)で最大2つまで転送ポイントを生成し、マップからいつでもその地点へファストトラベルできることだ。
南音の専用特性と★ランク特性
南音は色々な意味で特異なアバターだが、なんといっても特徴的なのは異能属性武器を装備したときの効果だ。異能属性武器を3つ装備すると攻撃力が30%アップする。しかもこれは他のアバターによるバフと重複する。
紫竹は切り替える前に使っていた武器の属性ダメージタイプを継承するので、柔軟に敵の弱点を突いて戦える。装備していない時でさえ、「寄宿」によって他の武器を強化することができる。
★1:紫竹が「寄宿」によって他の武器に与えるダメージ上昇効果は、寄宿された武器の★ランクに応じてさらに上昇する。武器スキル使用時の次元崩壊ダメージも上昇する。
★3:虚影が本体から引き継ぐ攻撃力が上昇し、さらに致命ダメージを1度だけ無効化できるようになる。
★5:虚空淵流による転送ポータルが3つまで生成できるようになる。さらに自身が高次元空間内にいる間はターゲットの耐性を無視できる効果を得る。
南音を戦闘で使いこなすには
南音は凌寒・玉蘭と組ませて氷属性パーティにすると、エナジー注入やシールドブレイクにスキルダメージ増幅や防御バフを乗せてさらに効果的に運用できる。南音の連携パッシブで武器の種類に応じたバフを発動できるのも強い。また、妃色・明景と組ませて炎属性パーティにもできるし、妃色をグノノ と入れ替えて物理パーティにしてもよい。
3本目の異能武器を活かすなら、南音、フィオナ、凛夜という編成にすると、南音が「降神」状態を活かしメインアタッカーとして戦える。降神状態と連携パッシブで異能武器による高速連続攻撃を叩き込み、すばやく連携スキルを発動して敵を蹴散らせる。