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Black Shrew EsportがDominator Esportsを4-0で完封して優勝「2024 Honor of Kings CHAMPIONSHIP」

インドネシア、ジャカルタ – Honor of Kings CHAMPIONSHIP第1回となる2024年大会でチャンピオンの栄冠を手にしたのは、Honor of Kingsプロシーンで連戦連勝のBlack Shrew Esportだった。

3日間のトーナメントを締めくくるグランドファイナルはLippo Mall Kemangで行われ、トップ6チームが賞金総額100万米ドルをめぐり対決した。

(関連記事:トップ6チームがジャカルタで激突「2024 Honor of Kings CHAMPIONSHIP」

優勝したマレーシア代表のBlack Shrew Esportは30万USドル、準優勝のインドネシア代表Dominator Esportsは10万USドルの賞金を獲得した。

さらに、傑出したパフォーマンスを見せたBlack Shrew EsportのChan “MusangKing” Tat選手がグランドファイナルMVPとして表彰された。

下位ブラケットの試合結果

会場に入りきれず、場外の大型スクリーンで観戦する人々も

プレーオフはグループステージの4グループそれぞれからの上位チームにより、ダブルエリミネーション形式で行われた。上位ブラケットで敗退しても下位ブラケットで勝ち残りを狙える最後のチャンスがあるが、下位ブラケットで負ければそこでトーナメント脱落となる。

1日目は下位ブラケットで予想外の結果が続出する幕開けとなった。グループステージで圧倒的な強さを見せた香港のFearless Esportsは、マレーシアのTeam Secretにまさかの3-0ストレート負け。

同じマレーシア勢のNova EsportsもフィリピンのBlacklist Internationalに3-0で快勝し、セミファイナルはマレーシア勢対決となった。

2日目は、ここまで負け知らずの進撃を続けてきたインドネシアのDominator EsportsにBlack Shrew Esportが3-1で引導を渡し、優勝候補の力量を見せつけた。これによりDominatorは下位ブラケットに転落。Nova Esports対Team Secretの勝者と対決することになった。

下位ブラケットのセミファイナルで勝ち残ったのは、接戦の末3-2で試合を制したTeam Secret。第1試合を先取したあと2試合連続で敗北を喫したものの、残りの2戦を見事に制して同国対決に勝利。対Dominator Esports戦に挑む権利を得た。

Dominator Esportsは地元の応援に力づけられ、5試合のスリリングな激闘の末Team Secretを破った。最終試合は24分間にもおよび、Team Secretがマップ中央の攻防に集中している隙に1匹のミニオンが勝利を決めるというドラマチックな幕切れとなった。

グランドファイナルの試合結果

Dominator Esports 対 Black Shrew Esport

グランドファイナルはベストオブ7形式で、トーナメントの強豪Black Shrew Esportと地元のヒーローDominator Esportsが宿縁の再戦を果たすことになり、BSEが鮮やかな手際で勝利をつぎつぎともぎとった。

まず初戦を15分で整然と先取。2戦目は9分時点の集団戦を制して優位を固め、わずか2分後に勝利を決めた。

3戦目のピックではムーランという前例のない選択で意表を突き、わずか9分足らずでDMTを圧倒。

DMTも善戦したものの、BSEの優れた連携プレーに打ち勝つことはできなかった。BSEは4戦目に13分で勝利し、Honor of Kings CHAMPIONSHIP第1回チャンピオンの座を確かなものにした。

勝利を喜ぶBlack Shrew Esport

Honor of Kings Invitational Season 3は来年春に開催

2024年シーズン終了に伴い、来年の競技シーンの展開も発表された。2025年春にはHonor of Kings Invitational Season 3が開幕。夏はリヤドでInvitational Midseason。締めくくりは2025 Honor of Kings CHAMPIONSHIPとなる。 

さらに、新たなプロリーグ「HOK Major EAST」と「HOK Major West」が開幕し、チームと選手にリーグ形式の競技機会を提供することになる。詳細は後日発表される。

また『Honor of Kings』の競技ライセンスとして新たに「Honor of Kings Tournament License」が導入され、オーガナイザーが独自にトーナメントを開催してコミュニティを盛り上げられるようになる。規模によっては公式からサポートを受けられる場合もある。ライセンス申請の申し込みはこちら

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