『Warhammer 40,000: Darktide』は2022年11月のローンチ以来、開発元Fatsharkによりすでに13回のパッチを重ねている。最新のパッチ13ではクラスが完全に一新され、キャラクターの成長システムにも根底から見直しが入り、ゲームプレイを刷新する多数の改良が行われた。
キャラビルドの幅を広げる新しい成長システム
これまでは5レベルごとに新しいFeatがアンロックされる方式で、選択肢は比較的限られていた。今パッチからはFeatに代わってタレントツリーが導入され、よりダイナミックでプレイヤー主導のシステムとなった。キャラクターのレベルが1上がるごとに1タレントポイントを獲得し、これを割り当てることで多種多様なアクティブアビリティや個人/グループに対するパッシブバフを習得できる。
各クラスが初めから持っているアビリティ、ブリッツ、オーラも、キャラクターの成長に合わせて強化したり、全く別のものに置き換えたりできる。なんといっても、タレントポイントの振り直しにはコストがかからないので、違う組み合わせを気軽に試せるようになった。そのため従来よりずっと多様なビルドが可能になり、戦略要素が一段と深まり、プレイヤーが選んだクラスの中で個性を発揮する余地も生まれてくる。
穏やかに歩み、必要とあらばドデカい銃を振り回すことも拒まず
今パッチではコミュニティから多数の意見をとりいれ、武器、敵、プレイヤースキルのバランス調整も行っている。武器についてはDoT効果の変更やバフに対する影響をはじめ、全般的に基本能力値とメカニクスの調整がなされた。
敵についてはヘルス量と怯みの閾値が調整された。特定の敵タイプへの修正としては、ポックスハウンドの挙動やポックスバースターの爆発しやすさがに見直しが入った。さらに、祝福にも調整が入り、より一貫した公平なプレイ環境を生み出すようになっている。 総じてこれらの変更は、戦闘の展開に明らかな違いをもたらし、実戦に使える武器やクラスの組み合わせを多様化させるものとなった。
プレイの快適性の向上
今パッチではさらに、プレイの快適性を高める改良も色々と導入されている。UIもより直感的で整理されたものになった。また、コントローラー用コントロールスキームについて対応の幅を広げたほか、ADSと腰だめ射撃の切り替えなどのアクセシビリティ系オプションも追加されている。
ハブは格段にユーザーフレンドリーになり、特に新規プレイヤーにとってはとっつきやすいものになった。また、異端審問官グレンディルのウォーバンドとモーニングスター・ハブで見つかる様々な場所に関しての追加情報を提供するシネマティクスが追加された。キャラクターのセリフも450個以上追加され、会話の大幅な充実をはかっている。
『Warhammer 40,000: Darktide』の最新パッチ版は、Steam、Microsoft Store、Xboxプラットフォームで入手できる。