この独占インタビューでは、現在開発中の新作エクストラクションシューター『Exoborne』の革新的な点について、開発元Sharkmobの共同設立者で同作のナラティブディレクターを務めるMartin Hultberg氏が語っている。
『Exoborne』がジャンルに革命を起こすべく採用したダイナミック天候システム、エグゾ・リグのカスタマイズ、比較的とっつきやすい成長システムについて聞くことができる。
天候がゲームの鍵を握る
本作の大きな特色は「黙示録級の気象災害」だとHultberg氏は強調する。従来のシューターと違い、『Exoborne』における天候は見た目だけの背景ではなく、ゲームプレイに重要な役割を果たす要素だという。
「このゲームでは天候に関するあらゆる物事がプレイに影響を及ぼします。」とHultberg氏はインタビュー内で語った。
例えば、プレイヤーが突然発生したトルネードに吹き飛ばされそうになることもある。ありふれた雨でさえ「他のプレイヤーが立てる物音をかき消す」という影響を及ぼし、状況の有利不利を左右する。
さらに、STRATOSタワーとよばれる建造物では天候を操作することもできる。1ゲームセッション中に天候が何度も変わるのは日常茶飯事で、いかに的確に対応するかが勝敗の分かれ目となるだろう。 このダイナミック天候システムのおかげで、連戦しても同じマッチ展開になることはなく、プレイヤーは常に状況に合わせて戦い方を変える適応力を試される。
エグゾ・リグの選択でプレイスタイルが決まる
『Exoborne』ではプレイヤーキャラクターのカスタマイズを「装備するエグゾ・リグを選ぶ」という独特な形で実現している。プレイスタイルに合わせてエグゾ・リグを使い分けることになるだろう。
例えば……
- Light (Kestrel): 移動力と空中機動を重視
- Medium (Viper): バランスのとれた火力と機動性
- Heavy (Kodiak): 武器と装甲の強さを重視、前線戦闘向き
ソロでもチームでも、生還率を上げるには、どのエグゾ・リグを選ぶか慎重に検討しなければならない。
「とっつきやすさ」と「やりごたえ」のバランス調整
Hultberg氏はインタビューの中で本作のゲームバランスに言及し、正式リリースに向けてバランスを損なう要素を発見・修正するべくSharkmobでは厳しいプレイテストを重ねていると語っている。
またマッチメイキングの難しさについても、プレイヤースキル、装備、プレイ歴、マップ経験など様々な要素を考慮して公平なマッチができるよう務めていることを説明した。
開発チームはこのジャンルの醍醐味である「ハイリスク・ハイリターン」なプレイを尊重しつつも、工夫を凝らして成長システムを導入したという。
これは『Exoborne』を従来のエクストラクションシューターよりとっつきやすいゲームにするための基盤作りだ。
開発チームはこのジャンルの醍醐味である「ハイリスク・ハイリターン」なプレイを尊重しつつも、工夫を凝らして成長システムを導入したという。つまり、死んでも報酬の一部は得られるのだ。
挑み続けることで少しずつでも強くなった手ごたえが得られるこのシステムにより、本作は初心者にあるも比較的優しく、かつ熟練者にもやりごたえのあるバランスを実現している。
公式サイトではプレイテスト参加者の募集も
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