サウジアラビアのリヤドで今年開催される第1回Esports World Cupでは、世界各地から集ったHonor of Kings強豪チームが「Honor of Kings Invitational Midseason」で対決する。
8月1日から4日にかけて、12チームが賞金総額300万米ドルを賭けて競い合う。優勝チームは賞金100万米ドルと、「Honor of Kings Invitational World Championship 2024」への出場権を獲得する。準優勝チームも賞金50万米ドルに加え、World Championship出場権を確保できる。
Tencent GamesグローバルeスポーツセンターディレクターのJames Yangは次のようにコメントした。「Honor of Kings Invitational Midseasonトーナメントは来たるEsports World Cupを新たな舞台に、賞金総額300万ドルを賭けて行われます。リヤドでのスリリングな対決の模様を、世界中のファンが観戦し地元チームに声援を送ることになるでしょう。」
出場チームの中には「Honor of Kings Invitational Season 1」で優勝したブラジルのVivo Keyd Starsや、Season 2の勝者であるマレーシアのLGD Gaming MYもいる。
現地サウジアラビアからはTeam FalconsやS2準優勝のTeam Secret、さらにLast Chance予選を勝ち抜いたマレーシアのWeibo Gaming MYが参戦する。
注目はKPL Dream Team
中国の期待を背負って出場するのはKPL Dream Team。メンバーは中国のKing Power League傘下のさまざまなチームから集った精鋭たちだ。ファン投票とプロランキングの成績に基づいて選抜されている。
まさに名前どおりの「ドリームチーム」なのだ。トップレーナーのPeng “Fly” Yunfeiは「Honor of Kings International Championship (KIC) 2021」で当時所属していたQG Happyを優勝に導いた。Huang “QingRong” YaoqinはeStar Proのミッドレーナーで、KIC 2022でのタイトル保持者。ボトムレーナーのXu “YiNuo” Bichengは、昨年のKIC 2023を制したAG Super Playの選手だ。
KPLではライバル同士の彼らがひとつのチームとしてどんな活躍を見せてくれるのか、彼らの一挙手一投足にファンの注目が集まることになるだろう。
「KPL Dream Teamのような精鋭と戦う機会を得られてうれしいです。ただ、うちの選手たちにはあまりプレッシャーをかけたくありません。彼らがベストを尽くし試合を楽しんでくれれば、それで十分です。」と、決勝進出を狙うLGD Gaming MYのLai “Joker” Kok Kiongヘッドコーチは語った。
「今のところ不安要素はKPL Dream Teamだけです。」
Championship出場権を狙っているのはブラジルのLoops、フランスのTeam Vitality、香港のAll Gamers Global、インドネシアのKagendra、ミャンマーのImpunityも同様だ。
最後の1枠はSEA Showdownの勝者、フィリピンのBoom Esportsが手にすることになる。
KPL Dream Team return to the stage to face off against @boomesportsid 💥#HoK Invitational Midseason x #EsportsWorldCup pic.twitter.com/C216jNflKs
— Esports World Cup (@EWC_EN) August 1, 2024
Team Falconもホームチームであるという有利を活かせるかどうかが気になるところだ。このチームも才能ある選手ぞろいで、MENA地域で最高のジャングラーといわれるAbdessamad “Ray” Allouchもいる。彼はKIC 2022にもYaLLa Esportsのメンバーとして出場した。
Team Falconのスポークスパーソンはこうコメントしている。「私たちは戦うだけでなく、勝ちたいと思っています。今のところ不安要素はKPL Dream Teamだけです。他のチームとは以前にスクリムや公式試合で対戦したことがあるので、どういうプレイをするのかよくわかっているからです。」
観戦するには
「Honor of Kings Invitational Midseason x Esports World Cup」の試合の模様はHonor of Kings公式YouTubeチャンネルおよびTwitch.tvでストリーミング配信される。
グループステージ:8月1日~2日、午後12時(GMT+3)より試合開始
試合形式: 6チームずつ2グループに分かれ、KPL Dream TeamとLGD Gaming MYが各グループのシード権を得る。試合は勝ち抜き戦で、各グループの上位4チームがプレーオフに進出することになる。
プレーオフ: 8月3日~4日、午後12時(GMT+3)より試合開始
試合形式: シングルエリミネーション方式。各グループの勝者が他グループから3位または4位のチームを選ぶ。準々決勝は3セット先取、準決勝および決勝は5セット先取。
出場チーム
- All Gamers Global – 香港、中国
- Impunity Esports – ミャンマー
- Kagendra – インドネシア
- KPL Dream Team – 中国
- LGD Gaming MY – マレーシア
- Loops – ブラジル
- Team Falcons – サウジアラビア
- Team Secret – マレーシア
- Team Vitality – フランス
- Vivo Keyd Stars – ブラジル
- Weibo Gaming MY – マレーシア
- SEA Showdown勝者: Boom Esports – フィリピン
Honor of Kings Invitational S2の最新の試合結果とスコアについてはHonor of Kings公式サイトのほか、以下のソーシャルチャネルでも発信される。
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