今年グローバルローンチを果たした『Honor of Kings』が、Google Playで東南アジア(インドネシア、シンガポール、フィリピン、マレーシア)のBest Game of 2024に選ばれた。
本作は世界で最もプレイされているMOBAであり、とっつきやすさと奥の深さでプレイヤーを魅了してきた。プレイヤーは5人でチームを組み、自陣を守り敵を倒す。多種多様なヒーローが選べ、軽快なペースの試合が楽しめる。
初心者にとっては始めやすく、経験者にとっては豊かな戦略性を備えており、プレイヤーが切磋琢磨しつつゲームの可能性を押し広げる活気に満ちた競技シーンを醸成してきた。
『Honor of Kings』ディレクターのDean Huang氏は「このような賞をいただき、Google Playに深く感謝いたします。この賞は、東南アジアコミュニティの皆様の情熱があってこその賞だと思っております。おかげで『Honor of Kings』はローンチ以来温かく受け入れられ、地域で最も人気のゲームのひとつとなりました。」とコメントした。
東南アジア各国に敬意を示すコンテンツローカリゼーション
全世界で5,000万ダウンロードを突破した『Honor of Kings』は、幅広い国や地域のプレイヤーに親しんでもらうため、徹底的なローカライズ対応とチュートリアル情報の充実に大きく注力してきた。
各地域にちなんだヒーローやアクティビティの投入もその一環で、例えばマレーシアのバドミントン選手リー・チョンウェイ氏を起用したキャンペーンも行った。これにより、氏はマレーシアのプロスポーツ選手としてモバイルゲームに初めて登場した人物となった。
モバイルゲームの中ではいち早く、東南アジアの伝統武術「シラット」をスキンのテーマに取り入れたのも現地で大きな評判を呼んだ。
インドネシアでは現地プレイヤーの声に応え、文化と国の象徴「ガルーダ」をゲームのヒーローとして登場させることで地域文化を尊重する姿勢を示した。共創イベントでプレイヤーから募ったアイデアをもとに創造された新ヒーロー「Garuda Khageswara」は、2025年初頭にインドネシア地域限定でリリースされる。
『Honor of Kings』世界トーナメントシリーズにも要注目
このゲームは競技シーンも盛り上がっており、2024年にはいくつもの大規模トーナメントが開かれた。
トルコのイスタンブールで始まった「The Honor of Kings Invitational Series Season 1」では、Vivo Keyd Starsが優勝を飾った。
Season 2はマレーシアで開催され、LGD Malaysia (現Black Shrew Esports)がチャンピオンの栄冠を手に入れた。直後にリヤドで開かれたEsports World Cupは、賞金総額300万USドルという規模で、KPL Dream Teamが大会の覇者となった。
そして今年の最後を飾る2024 Honor of Kings Championshipジャカルタ大会では、Black Shrew Esportsがみごとタイトルを獲得した。
『Honor of Kings』の新ヒーロー、イベント、トーナメントの最新情報は公式チャネルでチェックしよう。
東南アジアのゲーマーを魅了しGoogle Play Best Game of 2024を受賞した『Honor of Kings』は、現在Google Playでダウンロード配信中。