Stunlock Studiosは先日SteamとPlayStation 5で正式リリースされた『V Rising』について、プレイヤーからのフィードバックを綿密に検討し、次の大型コンテンツアップデートの準備を進めている。
最新の開発者日記「闇の囁き」ではバージョン1.1アップデートについて、ゲームプレイの中核となる要素は維持しつつサバイバル部分を拡張していく方針であることを明らかにした。
新クラフトシステム: 融合鋳造
ランダムドロップとレジェンダリー武器に関するプレイヤーからの意見を受け、新たに「融合鋳造」というシステムを導入する。ゲーム後半で解放される作業台を使い、複数のアイテムを組み合わせて理想の装備を創り出せるようになる。
ランダムドロップの「次は何が出るかわからない」という楽しさと、思いどおりの性能や効果のアイテムを自分で生み出せるという利便性のバランスをとることが狙いだ。また、エンドゲーム武器はそれぞれ個性的な形状を与えられ、由緒ある遺物らしい見た目になる。
リスクを恐れずPvPを楽しめる
PvPについては、負けた時の損失を気にせず対戦を楽しめる2つの新機能を導入する。
決闘:プレイヤーはワールド内のどこでも他のヴァンパイアに決闘を挑むことができる(ただしPOI内では不可)。終了後、双方のヘルス値は開始時点の値にリセットされ、装備の耐久値も減少しない。
アリーナ:これはもう少し組織だったPvP体験で、プレイヤーが居城にアリーナ・ステーションという専用施設を建てることで行える。アリーナではチームに分かれて対戦試合を楽しめる。対戦パラメータは自由に変更でき、パーマデスや装備の損失の心配もない。
さらに広がるヴァルドラン
1.1アップデートでは、シルバーライトの北を探索できるようになる。新エリアで待ち受けるのは…
- これまでにない戦闘メカニクスを持つ、新たな敵派閥
- 古代の遺失技術を守る新たなVブラッドボスたち
- 恐るべきシャード所有者とのボス戦
- レジェンダリーアイテムのレシピ追加
- 強力な新シャードパワーが解放可能に
他にもまだ明かしていない機能がいくつかあるが、開発の進捗を見ながら随時情報を公開していくのでどうぞお楽しみに。
次期アップデートの詳しい内容やコンセプトアート、UIのプレビューなどは公式ウェブサイトの開発者日記を参照されたい。日本語訳はSteamで公開している。