『Tower of Fantasy(幻塔)』における四象の白虎、凌寒(りんはん)は、凍てつく沢州を瞑闇の深淵の渦から護る監督役だ。このアバターは武器スキルによる大ダメージの後に継続ダメージを付与する能力を持ち、さらに援軍として白虎を召喚することもできる。
凌寒のスキルとゲーム内メカニズム
優雅にして力強い凌寒。その攻撃は苛烈であり、立ちふさがる者をことごとく震撼させる。通常攻撃は命中するとターゲットに「晶裂」状態を付与する。晶裂状態は15秒間の継続ダメージを与えるうえ、最大3スタックまで累積してプレッシャーを強めることができる。
武器スキル「剣訣:凌玄影(けんけつ・りょうげんえい)」は、周囲の敵全員に大ダメージを与えたうえに4秒間凍結させる。さらに自身から「氷気」を放ち、周囲の敵に継続ダメージを与えると同時に移動速度を鈍らせる。発動後に生成される3本の「氷刃」は、ターゲットした敵をそれぞれ7.5秒ごとに攻撃しつつ、「温度低下」効果を与える。温度低下はターゲットとその周辺の敵に12秒間の継続ダメージを与える。
白虎の専用パッシブである「極寒・脱手」は、武器スキルが命中したターゲットに30秒間、毎秒ダメージを与え続けるというもの。このダメージは任意の雷/炎/物理武器と組み合わせるとさらに強化される。極寒ダメージはスキルダメージとみなされ、基本値は自身の氷系攻撃力、最大HP、会心、および各耐性合計によって決定される。
凌寒の★ランク特性
凌寒の能力をフル活用したいなら、★3と★5で特に強力になることを覚えておこう。
凌寒は★3で氷刃の生成数が最大4本に増え、温度低下によるダメージも上昇する。ターゲットが単体なら効果は6秒に伸び、さらに「封脈」を付与してターゲットの移動速度を30%低下させる。この状態のターゲットに氷刃が命中すると、封脈および温度低下を解除する代わりに強烈なスキルダメージと、そのターゲットが失ったHPに応じた追加ダメージを与える。
★5では晶裂と氷気のダメージが増加する。移動スキルの使い勝手も向上する。飛舞落(ひぶらく)の使用回数が最大10に増え、さらに使用回数の回復速度も3秒に1回まで短縮されるので、梅剣鳴(ばいけんめい)を使える機会も増えるわけだ。
凌寒を戦闘で使いこなすには
メインアタッカーもサブアタッカーもこなす凌寒は、前線ではチャージ型の通常攻撃とスキルで大ダメージを叩き出す。後衛では周囲の敵に強烈な継続ダメージを与える能力が重宝する。
そのため、凌寒は玉蘭やフィオナと組み合わせると相性がいい。凌寒の通常攻撃でダメージを与えながら玉蘭の内功スタックを溜め、フィオナにダメージを増強させれば、恐るべき攻撃力を発揮するトリオになる。
凌寒、玉蘭にイカロスを組み合わせるのもいい。これは全員氷の編成になり、速斬りのメカニクスを利用して大幅にダメージを増強する。凌寒のアバター特質を軸に氷武器スキルと連携スキルを回していくスタイルだ。