今年も恒例のWarframeコンベンション「TennoCon」が開催され、過去最多の参加者を迎え昨年以上の盛り上がりを見せた。これは『Warframe』の開発会社Digital Extremeが本拠地とするカナダのオンタリオ州ロンドンで催したイベントで、参加者3,000人の中には遠路はるばる何時間も(あるいは何日も)かけて会場までやってきた人も少なくない。
加えて7月20日には数十万人がライブストリーミング中継を視聴していたのだから、第9回コンベンションは華々しい大盛況だったといえるだろう。
『Warframe』は基本プレイ無料の三人称視点オンラインシューターで、世界中のプレイヤーを魅了してきた。サービス開始から11年経つ今もなお、大型コンテンツアップデートが行われ続けている。今年のTennoConでファンの期待を集めたのはストーリーの次なる新章、今冬リリース予定の『Warframe: 1999』だ。
会場には『1999』のキャストも訪れ、ファンたちが直接会って挨拶できる機会もあった。(現在、Ben Starr、Alpha Takahashi、Nick Apostolides、Gianni Matragrano各氏へのインタビュー記事を準備中!)
会場ではさまざまな展示も行われ、中でも『Warframe』に登場するキャラクターの精巧な実物大レプリカが目を惹いた。筆者もAoiの声を担当したAlpha Takahashiさんの案内でArther像を見てきたが、愛用の剣やバイク(Atomicycle)まで再現されていた。
このイベントではDigital Extremesが開発中の期待作『Soulframe』についての新情報も公開された。Warframeとはうって変わって、いかにもファンタジー風の世界が舞台となるが、プレイヤーの心をつかみ没頭させてくれる体験が待っていることはまちがいない。「TennoCon 2024」には、Soulframeの世界観にちなんで「Zen Room」という休憩スペースが設置され、にぎわうコンベンション会場の中でほっと一息つける静かな空間となっていた。
ゲームのコンベンションといえばグッズが付きものだ。会場にはRazerのタイアップ周辺機器、Championのコラボアパレル、最初のWarframeにちなんで作られた限定Excaliburジャケットなどが並んでいた。
「TennoCon 2024」は実に見どころ満載で、Warframeファンにとっては次の一年に期待が持てるイベントだった。